本日、品質に関するガイドラインが「Googleウェブマスター向け公式ブログ」に投稿されました。
従来より検索結果の上位に表示されることのみを目的とする品質の低いコンテンツのサイトを複数立ち上げる方法で、特定ページのリンクへ飛ばす、ユーザの検索体験に悪影響を及ぼす可能性のある誘導ページが問題となっておりました。
これに対してGoogleはユーザに表示される検索結果の品質向上を目的に、より適切にこのような種類のページに対応するためのランキングの調整を近日中に開始すると発表しました。
これにより、大規模かつ入念な誘導キャンペーンを実施しているサイトにおいてはこの調整によって大きな掲載順位への影響を受ける可能性があるとされています。
なお、誘導ページかどうかの判断は、以下のような項目を例に説明されています。
- 検索エンジン用に最適化することでサイト内の有用なコンテンツや関連性の高いコンテンツにユーザーを案内することを目的としているか。そうである場合、そのページがサイトのユーザー エクスペリエンスに不可欠か。
- ページのコンテンツが極めて具体的であるにもかかわらず、一般的なキーワードで検索結果の上位に表示されることを目的としていないか。
- 検索トラフィックを増やすことを目的に、そのページにサイト上の既存の項目(場所や商品など)をまとめたコンテンツを繰り返して掲載していないか。
- コンテンツや機能において独自の価値はなく、単にお金儲けのためにユーザーを別のページに誘導することのみを目的に作成されたページではないか。
- ページが「孤立」して存在していないか。サイト内の他の場所からそのページへの移動が困難または不可能ではないか。検索エンジンのためだけに、サイト内の他のページやサイトのネットワークからそのページへのリンクを作成していないか。
当社では以前より、検索するユーザが何を求めてるのか、そして何がユーザに価値となるコンテンツなのかを調査した上で、クライアント様といっしょに戦略の立案から制作そして継続的な運用サポートを提供しております。