カザマゴルフ練習場 様 ( 茨城県行方市芹沢821 )
課題:ゴルフボールの補充が間に合わず、お客様にご迷惑をかけることが度々発生していた
お客様の利便性を重視したら営業時間が長くなった
利用するお客様は、
・周辺にはゴルフ場が多く、コースへ出る前に早朝のウォーミングアップで利用するお客様が多い。(早朝の利用)
・仕事帰りの練習を日課にしている常連のお客様が多い。(夕方から夜間の利用)
そして、日の出から夜の11時ごろまでの営業になった。
ゴルフボールを集めるのは深夜から早朝
お客様がお帰りになってからが勝負。自然の地形を利用した練習場だからボールを集めるのも人力。閉店してから早朝のオープンに向けて散乱したボールを集める。
貸出機の構造はシンプル
容器に蓄えたボールが金額に応じて取り出し口から出てくる仕組み。2機の貸出機はほぼ同じ構造。
現金もくしはプリペイドカードで必要な量のボールを借りられる仕組み。この部分は自動化されているので無人でも営業できるようになっている。
容器には洗浄したゴルフボールを “ガラガラ” っと入れる仕組み。当然ここも手動。あまり入れすぎると出口で詰まってしまうので適量にする必要がある。
補充した状態
そろそろ補充が必要な状態
いつ頃無くなるか予測が難しい
いつ頃無くなるのか予測が難しいということは、つまり お客様の人数から 長年の勘で「そろそろ!?」と思ったときに容器の中身を確認する必要があった。しかし、毎回当たるわけでもないので、無駄足になることも多く確認が負担になっていた。
ボールの残量を自動で監視できませんか!?
IoTによる解決
IoTを用いて球残量を監視するシステム
ウェブカメラとラズパイで画像解析を行い、ゴルフボールが少なくなったときに LINE アプリに通知を送ることはできないか。
ゴルフボールを認識させる・・・・。
夜間でも撮影できるように赤外線タイプのカメラを2台使用
ゴルフボールが少なくなったときに・・・・
・・・ LINEアプリへ通知する
IoT導入による効果
- 球切れによる機会損失: 週に3~4回 => 導入以降ゼロ
茨城県IoT推進ラボ( IoT活用・導入事例集より )
https://local-iot-lab.ipa.go.jp/article/ibaraki-pref-iot-6.html